チュニジアの空港にて 検査騒動 |
カバンがなくなり、すっかり動揺している私達の前に ようやく出口が見えました。 はあ〜、ようやくチュニジアに到着か・・。 チュニジアの大地を、チュニジアの風を感じるために 早くここから出たいと、 私達のワクワク気分がようやく ふつふつと沸騰し始めたとき、私達の前に、 一人のヒゲをはやした 怖い顔の おじさんが立っていました。 この人に、何も言われずこのゲ−トを通り抜けれるだろうか・・・。 私達がそろっていて、そんなわけがないですね。 屈辱の事件発生です。私達の荷物の多さがいけなかったのか、 はたまた日本人だったからか、顔が怪しい感じに思われたのか、 そんなことは私にはわかりませんが、トランクをあけろ!と、言われちゃいました。 何で、あけなあかんね〜ん! 勘弁してや〜!と睨んでみたんですが 全然ダメで・・・・私は渋々どこにいったかわからないトランクの鍵を探し 関空でぐちゃぐちゃにしたトランクを チュニス空港であけることになりました。ホントに中はぐちゃぐちゃだったんですが さらにチュニジアのおっさんは、その中に手を入れて、 ビニ−ルの袋をあけたり、 色んなところを探り始めました。引っかかるものなんて何もないのに〜 もういいやん、疲れてんねん、 と日本語で言ってみたのですが 全く思いは通じませんでした。 だけど、トランクの中には 一つ触れてはいけないものがありました。 それは、その袋だけは・・・・・ 勘弁してください。 という袋がありました。チュニジアの検査のおっさんは 容赦なく厳しかったです。そ、その袋を開け 皆の前で広げました。 その袋は・・・・、 下着なんですがぁ〜。 チュニス空港で私の下着のお披露目です。 泣きそうでした。いくら何でも・・・・ それはないやろ〜? と落胆していると、 ようやくそこで、 私の心の声、もしくは日本語が通じたのか 解放・・・・。 私達は、殺気に似たオ−ラを放ちながら チュニジアへ到着したのでした。 2002 10 25 |
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